上棟式はするべきか?

建物

上棟式はするべきか。しなくても良いのか?

一昔前は、あちこちで上棟式(棟上げとも言う。以下「上棟式」と表記)をしている様子を見かけました。鹿児島では『餅投げ』と言って、お餅やお金を屋根の上から撒いた人も多かったと思います。最近ではあまり見かけないですね。実際、上棟式をするべきかどうかを迷っている方も多いのではないでしょうか?

最近では、ハウスメーカーからお客様に「上棟式はしなくても良い」と案内することも多いようです。一昔前は当たり前に行われいてた伝統行事だったにも関わらず、なぜ「しなくても良い」と言われるようになったのでしょうか?

もちろん、自分たちの担当営業の提案の通りにしても良いは思いますが、この記事を読んでいる皆様はぜひ、上棟式のことをちゃんと知った上で、するかしないかを検討されてみてください。

目次

1,上棟式とは?

2,上棟式をしなくなっている理由とは?

ーハウスメーカーが上棟式の提案を控える理由とは?

ー建設費用総額の削減

3、上棟式をする場合の準備。

4,上棟式をしない場合も・・

5、上棟式はするべきなのか?

6,最後に

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上棟式とは?

《point》上棟式は、工事を棟上げあまで進めてくれた大工さん達に対する感謝と、家が無事に完成することを祈願する催しです。

上棟式を詳しく知らない人からすると、近隣の方々を集め餅を撒いたりするので「家が完成するお祝い」のように見えますよね。しかし、本来の目的は、そこまで工事を進めてくれた大工さん達への感謝を表すための催しです。

平安時代から始まり江戸時代に定着し始め、その伝統は現代まで行われてきました。そんな、新築完成前には当たり前のように実施されてきた上棟式が、今になっては実施率10%を切っています。なぜ、行われなくなっているのでしょうか?

 

ちなみに、上棟とは…

『棟木(むねぎ)』という長い木を、三角になっている屋根の頂点に乗せることを言います。柱や梁(はり)などの材木を組み合わせて家の骨格を作っていき、最後の仕上げに『棟木』を乗せます。棟木を乗せることは『建て方(たてかた)』という、家の骨組みを作る工程が完了することを意味します。

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上棟式をしなくなった理由

《point》上棟式をしなくなった理由は、「技術の発展」が大きく関わっています。

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(1)ハウスメーカーが上棟式の提案を控える理由とは。

ハウスメーカーによっては、工事日程の打ち合わせ時に上棟式を提案しないメーカーも増えています。何故かと言うと、一昔前は、最初に現場入りした大工が最後まで工事をしていたのに対し、今では様々な技術者が入れ替わり立ち替わりで工事を行うようになったからです。

最近は、外壁や屋根など、部位ごとに違う工場でパーツをつくり、現地で組み立てる工法が主流になりつつあります。棟上げは、クレーンで釣り上げて行われる事があります。壁貼りは壁貼り専門、骨組みづくりは骨組み専門というように、様々な技術者が各専門分野の工事を担当して住宅を完成させるのです。そのため、施主様と大工さんの日程を合わせるのが難しいことや、技術者も様々な現場を転々としながら作業をするので、「感謝されるほど、最初から最後までその家の工事に携わっていないのに、上棟式をしてもらうのは申し訳ない」という気持ちになるそうです。

そのため、ハウスメーカーによっては「現場に入る関係者に挨拶をしなくても良いですよ。」というところさえあります。

以上の理由により、「上棟式」をする現場が減っているのです。

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(2)費用がかかるからしない。

上棟式をするには、平均的に10万円〜20万円くらいの費用がかかります。

そのため、「費用がかかるからやらない」という家庭もあります。※しかし、これも多くの場合は、ハウスメーカーの方が「費用がかかるので、してもいいですし、しなくても大丈夫ですよ」という提案をしているから、「しない派」が多くなっていると聞きます。

上棟式は、家を建ててくれる大工さん達へ、感謝を込めて振る舞いをするためのイベントです。ご祝儀を渡し、お昼の弁当と、10時・15時のお茶を準備し、上棟式セットを準備するなどして、平均で10万円以上は使います。

決して安くはないことと、ハウスメーカーの控えめな提案も重なり、上棟式をしない家庭が増えました。どちらかと言うと、ハウスメーカーの提案により実施数が減っていっているのではないかと思います。

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上棟式をしたい場合の準備。

《point》上棟式をする場合は、担当や大工さん達に詳しく手順を聞きましょう。

この記事を読んでくださっている方の中には、時代の流れや工事の流れなど関係なく、一身上の都合で絶対に上棟式をしたいという方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

その場合、何を準備すればよいのか気になりますよね。

しかし、初めてのことだからと不安に思うことはありません。施主様にとっては、初めてのことでも現場に入る大工さん達にとっては、恒例の行事です。流れについて分からなければ、大工さん達に聞いても良いと思いますし、ハウスメーカーや工務店の担当の方が詳しく教えてくれます。お願いすれば代行で上棟式の準備をしてくれますので、施主様自身で準備しなければいけないものは、現場により様々です。しっかり相談することをオススメ致します。

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上棟式をしない場合。

《point》地鎮祭だけは、しっかり行っておきましょう。

上棟式を行わない場合も「地鎮祭」は実施することをオススメ致します。

地鎮祭というのは、工事の着工前に土地の神様を祀(まつ)るための儀式です。工事が事故無く無事に終われるように祈願する儀式なので、今もほぼ全ての現場で行われています。

地鎮祭について詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。

地鎮祭の準備。地鎮祭は何のために行うのか?

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上棟式はするべきなのか?

《point》上棟式を行うかどうかは、施主様次第です。

個人的には、どちらでも良いと思っています。現場によって状況が違うからです。依頼先がハウスメーカーなら、工事のスケジュールや工程を話し合って決めていただければ良いと思いますし、地域の工務店になると、自社の大工が工事の始めから終わりまで工事をするケースもありますので、大工さんとの関係性を深める意味でも挨拶や上棟式はした方が良いと思います。

上棟式をするかしないかは、最終的には、「施主さまの意思」で決めて頂いて大丈夫です。

 

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最後に

「上棟式をするかしないか」は、最終的には施主様の意思に託されるものだと思います。しかし、損得考えずに個人的な感想を申し上げると、あの、知らない人同士でも盛り上がれる餅まきというイベントが無くなっていくのは寂しいですね。

家づくりの業界も、日々技術が進歩しています。10年後の家づくりは、今の常識などまったく通用しなくなっていそうな気がしますね。不安もありますが、とても楽しみでもあります。

 

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