ZEH(ゼッチ)とは?ZEH住宅を正しく理解しましょう。

お金, 建物

この記事では、ZEH(ゼッチ)についてご紹介いたします。

 

 

 

 

2016年ごろから、大手ハウスメーカーなどがZEHを取り入れた住宅の宣伝を盛んに始めました。ニュースや雑誌などで宣伝されていたので、ZEHという言葉を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?逆に、全く聞いたことがないという方も多いと思います。

しかし、政府は、2020年にはZEHの住宅を一般化させるよう動いています。2030年には半数の新築でZEH住宅を普及させようとしています。これからマイホームを購入するのであればZEHが何なのかを知っておいて損はないと思うので、少しご紹介しようと思います。

 

ZEH(ゼッチ)とは?

ZEHは、Net Zero Energy House(ネットゼロエネルギーハウス)の略です。直訳すると「正味0(ゼロ)エネルギー住宅」になります。簡単にいうと、「エネルギーの全てを自給自足できる家」のことです。 ※住宅で使うエネルギーとは、電気・ガスです

そのため家を建てるときは次の2つに重点をおいて建築します。

(1)省エネで、より少ないエネルギーで生活できる。

省エネ性能の高いエアコン・照明などの設備の充実。優秀な断熱材やサッシなどの建築資材をたくさん使い、冷暖房の効率を良くすることで、エネルギー消費量を低く抑えられているか?

(2)創エネルギー住宅である。(エネルギーを作り出す家である)

太陽光発電などで発電した電気で、100%エネルギーを賄えているか?

つまり、自家発電した電気のみで、使用するエネルギーを賄えるように工夫された住宅ZEH住宅ということです。

 

なぜZEHが注目されているのか?

単刀直入にいうと、資源・エネルギー環境の改善のためであろうと思われます。

なぜなら、ZEH住宅の普及を筆頭となって進めているのは、建築関連を取り仕切っている子国土交通省ではなく、環境省でもなく、経済産業省の”資源エネルギー庁” だからです。

普段使っている電気の多くは、「火力発電所」で作られています。2011年の東日本大震災の時から、日本の電力需給のバランスは崩れました。原子力発電所の稼働が激減し、日本で作られる電気の66%が火力発電所で発電されています。

そして、その発電された電気の内、15%が家庭での消費に使われているそうです。

 

 

ちなみに、経済産業省の”資源エネルギー庁” が平成26年に発表したZEHに関する「エネルギー基本計画」は次のようなものです。※第3章 第2節

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『住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEH(ネッ ト・ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現を目指す。』

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また、国の取り組みでZEH住宅の普及が進んでいるので、ZEH住宅を建てると「補助金」がもらえます。

 

ZEH住宅を建てると・・

話を聞いているだけだと、良いことだらけに聞こえます。電気代を自給自足できれば、電気代の支払いもなくなるのでそれは羨ましいですし、そのうえ補助金までもらえるのですから。

しかし、ZEH住宅として認定されるには次の3つの基準を満たす必要があります。

  • 高断熱化
  • 設備の高効率化
  • 創エネ設備の導入

それぞれに細かい基準があります。3つの内どれか1つが優れていても、他のどれかが基準に届いていなければ、その住宅はZEH住宅として認められません。それぞれの細かい基準については、また別の機会にお話します。

ここで大事なことは、それぞれの基準のクリアを目指すということは、それだけお金がかかるということです。

断熱材の質にこだわらないといけませんし、太陽光発電のような自家発電設備や蓄電池も必要です。大体ではありますが、ZEH住宅にすると、300万円〜500万円ほど建築費が割高になると聞きます。

補助金ももらえますが、100万円程度でありZEHの値上がり分をカバーできるものではありません。しかも、「ZEH」基準をクリアした全ての住宅に補助金が出るわけではなく、通常の「ZEH」より高い基準をクリアしないと(=よりグレードの高い機械・材料が必要)、補助金がもらえないのが現状のようです。

また、

「建築費が高額になっても、今後30年の電気代を考えればZEHにした方が出費を抑えられる」

という考え方もできますし、そのように営業をしてくる営業マンもいます。しかし、これもそう上手くいく話ではありません。電気代だけで考えればその通りですが、設備の維持費を考えるとなんとも言えません。定期的なメンテナンスや、古くなった機械の取り替え費用。そこまで考えると、本当にZEH住宅が家計に優しいのか?と言われると疑問です。

 

最後に・・

ZEHを検討される方は、ZEH住宅のメリットとデメリットをしっかりと確認し、無理のない範囲で建築をすすめるよう願っております。

 

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