鉄骨造住宅の特徴(デメリット)

建物

この記事では、鉄骨造住宅のデメリットについてお話しようと思います。

 

 

 

 

鉄骨造住宅を検討している方は、ぜひこの記事を読んで、「鉄骨造住宅に住む上での心得」を知っていただければと思います。

鉄骨造住宅のメリットについての記事はこちらです。

コチラ→ 鉄骨造住宅の特徴。(メリット編)

 

鉄骨造住宅のデメリット

 

1、耐火性能

「鉄骨造住宅は火災に強い」という印象は強いと思います。しかし、これは、全ての鉄骨造住宅に言えることではありません。同じ鉄骨造住宅でも、「重量鉄骨造」であれば火災に強くなりますが、「軽量鉄骨造」になると火災に弱くなるのです。

説明に入る前におさらいですが、「火災に強い建物と、火災に弱い建物」の定義は、正しく把握されていますか?以前の記事でもご紹介させていただきましたが、「火災に強い建物」とは、燃えにくい建物のことではなく、「燃え始めてから倒壊するまでの時間が長い」建物のことを言います。

当然ですが、自分の家の中から火災が起こると、壁紙や家具から燃え始めます。また、外側、つまり隣の家からの燃え移りで火災になったとしても、燃え始めるのは屋根や外壁なのです。柱や梁といった「骨組み」が先に燃え始めることはまずありません。そのため、工法(骨組みの材質)によって火災の発生率が変わることはほとんどないのです。

そこで火災時に着目されるのは、「建物の骨組みに対するダメージ」です。

鉄骨造住宅には、骨組みに鉄骨が使用されます。「鉄」と聞くと頑丈なイメージがありますが、家づくりに使用される鉄骨は「700度」以上の熱を与えると曲がり始めます。ところが、火災の時には1000度もの熱が家を包み込むこともあります。

「重量鉄骨造」の建物は、鉄骨が太く変形しづらいため倒壊確率は低いですが、細い鉄骨で構成される「軽量鉄骨造」の建物では、骨組みが変形しやすく倒壊確率が少し高くなります。

そのため、「鉄骨造住宅だから火災に強い」というのは、素材によっては間違った捉え方と言えます。

ただし、以前の記事でも前述したように、「火災の発生確率」自体は、どの工法でも大差ありません。大事なことは、「火災にならないように気をつけること」であることを忘れないようにしましょう。

 

2、耐久力は高いのか?

こちらは、補足程度ですが、「鉄骨造住宅は耐久力がある」というのも、認識違いになるケースがあります。

「木造住宅が耐久力がない」と言われる要因は、「木は腐る」からです。ただ、最近では、ハウスメーカーの技術により、腐りにくい加工をされる良質な木材も多いので、耐久性も向上しています。

では「鉄骨」に関して、建物を老朽化させる原因となる現象は何でしょうか?

それは主に「サビ」です。

改めて説明する必要もないででしょうが…

鉄はサビます。

サビた鉄が崩れ落ちる様子は、テレビでも見たことがあるのではないでしょうか?住宅の鉄骨も、サビると当然強度が落ちます。

そのため、鉄骨造住宅の法廷耐用年数は、「34年」となっています。

もちろん、あくまでも安全性を考慮した上での平均年数なので、34年しか持たないという訳ではありません。最近では、ハウスメーカーのサビ対策の技術も上がっているので、「100年は大丈夫」と宣伝する会社もあるくらいです。

耐久性に関しては、どのような材質にするか?によって、変化しますので、しっかりとハウスメーカーに確認しておきましょう。

 

3、鉄骨造もシロアリ被害を受ける

鉄骨造住宅は、「シロアリ被害を受けない」と言い切る営業マンがたまにいます。これは、信じてはいけません。鉄骨造住宅と言っても、骨組み以外にはたくさんの木材を使います。しかも、シロアリは木材以外にも、壁紙や石膏ボードも食べてしまいます。

もちろん、骨組みを食べられることはないので、シロアリが原因で倒壊することはほとんどないと思いますが、対策を全くしなくても良いと言う訳ではありませんので、ご注意ください。

 

4、コストが高い。

鉄骨造住宅は、木造住宅に比べてコストが高いです。これは間違いありません。理由は、材料となる鉄骨の値段と、土地の地盤強化にかかる費用等によります(鉄は木よりも重いので、建物全体の重量も鉄骨造の方が重くなります。なので、重さに耐えられる基礎や地盤にする必要があります)。

しかし、最近では、木造住宅でも、「木造ラーメン工法」などの工法により、広い空間をデザインすることができるようになりました。そのため、鉄骨造並みの高額になる木造住宅も増えています。

もし、「木造と決めているけど、鉄骨造にも惹かれる部分がある」のであれば、鉄骨造住宅の見積もりを出してもらってから検討してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ。

2つの記事に分けて、「鉄骨造住宅のメリット」「鉄骨造住宅のデメリット」についてお話しました。

鉄骨造住宅にもたくさんの魅力があることが分かって頂けたのではないでしょうか?

私自身は、特定の工法が他の工法よりも優れているとは思いません。木造・鉄骨造それぞれにメリットもデメリットもありますし、価格も異なります。「要望と予算」で納得できれば、どの工法であっても「満足できるマイホーム」を建てることはできます。

どの工法で家を建てるにしても、「将来を見据えたピッタリ予算と返済計画」を立てておくことが、将来の不安を取り除いてくれます。

未来を予測するなんて、誰にもできません。しかし、どのようなトラブルが予想されるのかを知っておけば、その分だけの対策をすることができます。

対策が的確であるほど、「トラブル発生時のリスク(出費)」を最低限に抑えることもできます。

もし、家づくりに対して、漠然とした不安を抱えているのであれば、一度ぜひ相談にいらしてください。お金の計画が本職の私ですが、過去の不動産業や、建築営業など、家づくりにまつわる沢山の経験が皆様のお役に立つこともあると思います。

「不安を残したまま、マイホーム購入に踏み切って後悔する人が少しでも減るように、私も一層頑張らせていただきます。」

 

次は、「鉄筋コンクリート造」についての記事になります。

 

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