木造住宅の特徴(デメリット編)

建物

今回は木造住宅のデメリットについてお話します。

 

 

 

 

注文住宅の購入に関して、車や、大型家電のように、「〇〇年経ったら、買い替えようかなぁ〜」と、家に住む年数の目安を考える人は、ほとんどいないと思います。一生そこに住むつもりで、注文住宅の購入に踏み切る方が多いはずです。しかし、「一生住み続ける家」にするためには、家を長持ちさせるための最低限の知識が必要です。

今回お話する「木造住宅のデメリット」は、「木造住宅にはこんなデメリットがあるから止めたほうがいいですよ」というお話ではなく、「デメリットを軽減するための対策方法」をお伝えする内容です。

木造住宅を建てようとしている方も、そうでない方も知っておいて損はないと思います。なぜなら、知っているか知らないかの違いで、将来的な支出金額が100万円単位で変わるかもしれないからです。

 

木造住宅のデメリット概要

1、害虫、災害

2、耐震性

3、耐火性

4、品質のバラツキ

5、劣化

 

1、害虫被害

木造住宅の害虫被害で最も深刻なのは、「シロアリ」です。最近は「外来種のシロアリ」なども増えているので、田舎・都会関わらず注意が必要です。

ちなみに、シロアリ被害の被害総額は、年間3800億円を超えています。その内訳は、駆除だけではなく、シロアリが原因の「建て替えやリフォーム」「地震による倒壊」なども含みます。最近の住宅は、基礎部分が鉄筋コンクリート造になっていますし、耐火性や耐震性の兼ね合いで材質が「木じゃない部分」も増えているので、シロアリ被害を受ける確率はかなり下がっています。

そして、シロアリ被害は床下から始まることも多いので「気づくのが難しい」というのが、被害者の感想です。

『防蟻処理(ぼうぎしょり)』と言って、シロアリが来ないように床下を中心に木材に薬剤を塗る対策があります。新築の際はほぼ必ず『防蟻処理」を行っています。薬剤の種類も年々優秀になってきていますが、薬剤の効果は永遠ではありません。シロアリ被害を防ぐためには、定期的なメンテナンスをお勧めします。建て替えるよりは、何十倍も安く済みますからね。また、今回は細かく触れていませんが、配管関係や、外壁塗装なども定期的なメンテナンスをしたほうが良いです。今後、いつか記事にしたいと思っております。

 

2、耐震性

以前の記事で、木造住宅も耐震性は上昇していると紹介しましたが、それは「倒壊しない」と言い切れるものではありません。

日本建築学会九州支部の調査によれば、短期間で2回も震度7の地震に見舞われた「2016年の熊本地震」では、倒壊した建物の中に現代の建築基準を満たしていた建物も多かったようです。原因は建物の工法・構造というよりも、地盤の弱さにあったようです。

耐震性をより高めようと思うのであれば、着工前の「土地の強度調査」「補強工事」を綿密に行い、建築後も「定期的なメンテナンス」「耐震診断」をうけるなどの工夫をするようにしましょう。

 

3、耐火性

やはり、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べると、燃えやすいのが木造住宅です。実際に火災保険の金額も、木造住宅が最も高額です。ただし、鉄骨造や鉄筋コンクリート造が、火災にならないというわけではありません。どの工法でも共通して使われている設備や素材があります。特に木造と鉄骨造では外壁の素材・内装の素材などは、ほぼ同じようなものを使っています。どの工法でも、燃えてしまえば大幅に修繕が必要になるのは同じです。

耐火性とは、前回ご紹介したように「燃え始めた家が倒壊するまでの時間」を基準に決められます。なので、耐火性は「火事になった時に、逃げるための時間を確保する為」程度でお考えください。

火事を防ぐ上で一番大事なのは、「火事にしない為の注意」を怠らないことです。

 

4、品質のバラツキ

木造住宅は、職人や会社の材質管理方法によって、品質に差が出やすいです。

全く同じ家が2つ建つことはないので、品質を外見で判断するのは難しいですが、年月が経過すると「差」が明らかになることがあります。

こればかりは、建築会社によって変わってくるので、事前に品質を追求するのは難しいです。ただし、大手だから”安心”、小さい会社だから”不安”というわけではありません。大手ほど実際の工事は外部の下請会社や職人さんがやっていることが多いですし、現場監督も、新人からベテランまでいるので、大手が立てた住宅でも品質にバラつきは出てきます。一方、小さい会社に腕の良い職人や、大手で経験を積んだ優秀な監督さんがいることもあります。できるだけ信頼できる会社を選ぶようにしましょう。

質問にちゃんと答えてくれるか?仕事に手を抜いていないか?書類や見積に不備はないか?

できれば、第三者にチェックをしてもらうのが一番効果的です。(中には、調査で基礎工事の手抜きが判明した。という方もいます)

頼るべき「第三者」についてはこちらの記事を参考にしてください。

鹿児島で失敗しない土地選び・・②

 

5、劣化

自然災害による建物の劣化も、木造住宅で心配される部分です。日本は、海に囲まれていて、梅雨時期があり、台風も多い国なので、自然災害に見舞われやすいです。洪水や土砂崩れも気になるところですね。自然にさらされやすい分、劣化も進みやすいのです。

しかし、木造住宅は一部が破損したり劣化しても、修繕しやすいという特徴も持っています。

このような、自然災害の被害を軽減するためには、どちらかというと「立地」が重要だったりします。日本に住む以上、仕方のないことですが、設計の段階で災害による被害を受けにくくする工夫も忘れずにいたいですね。

 

まとめ。

以上、木造住宅に関しての「デメリット」をお話ししました。地震や害虫という「人間の不可抗力」によって受けてしまう被害がほとんどですが、対策やメンテナンスを行うことで、リスクを軽減することができます。

木材・鉄骨・鉄筋コンクリート、全ての構造で言えることですが、家に関するトラブルはいつか必ず訪れると考えておきましょう。

だからこそ、定期的なメンテナンスを忘れず、早期発見、早期解決することが、家を長持ちさせ、無駄な出費を抑えるための最大の秘訣となります。せっかく、夢のマイホームを購入するのですから、将来できるだけ困らないように、しっかりと準備をしておきたいですね。

準備の仕方がわからない方や、今話を進めている工務店や建築会社が本当に信用できるのか判断しきれない。という方は、いつでもご相談にお越しください。

次は、鉄骨造と、鉄筋コンクリート造についてお話いたします。

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