木造住宅の特徴(メリット編)

建物

 

 

 

 

マイホームを検討している方の多くが、「木造住宅」を建てると思います。今回は、「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」の3つの工法のうち、「木造」について詳しくお話しします。

木造住宅の「メリット」と「デメリット」をしっかりと理解して、安心して家を建てられるように準備をしておきましょう。

 

「木造住宅の概要」

(建築期間)3 〜 6ヶ月

(平均坪単価)40 〜 80万程度

(平均寿命)30 〜 70年

 

「メリット」

1、建築費用が安い。

木造住宅の柱や梁に使う木材は、鉄骨などと比べて材料費が安くなります。(木材の種類・寸法・産地・仕様によっては高いものもあります。)

また、木造住宅は建物全体の重量が軽めなので、建物全体を支える基礎工事にも、比較的手間がかかりません。その上、建築期間も他の工法に比べて短期間です。これらの理由から、建築費用を全体的に抑えることができます。

 

2、調湿性・断熱性が高い。

木材は、熱伝導率が低く、夏の暑さ・冬の寒さといった外の気温の影響を受けにくい素材です。また、熱を溜め込まず、通気性が良いので、一定の湿度を保ちやすい素材です。

そのため、室内の湿度が一年中一定になりやすい特徴があります。夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を実現しやすいです。室内が乾燥すると、蓄えていた水分を空気中に放出し、逆に湿気の多い時期には、空気中の水分を吸い込んでくれるので、カビや結露の発生も比較的抑えてくれます。日本のように「四季と雨季のある地域に建てる家」の素材として、最も適しているのが木材です。

※熱伝導率=熱の移動のしやすさを表す言葉。木材は、熱伝導率が低い(熱が移動しづらい)。木の棒の先端が燃えていても、反対側を手で持っていられるのは、熱が移動して来ないから。逆に、鉄の棒を熱すると全体的に熱くなり素手では持てない。これは鉄の熱伝導率が高い(熱が移動しやすい)から。

 

3、間取りの自由度

木造の建物は、柱と梁で支えられており、柱の位置を自由に設定できるので、さまざまな間取りやデザインに柔軟に対応できます。

間取り変更や間仕切り壁の撤去などが比較的容易なので、将来の家族構成の変化や生活スタイルの変化にも柔軟に対応することができます。変形地や狭小地でも計画しやすく、大型の重機が使用できない場所でも工事可能です。

将来の生活環境の変化を的確に予想できる人はいません。将来、環境に変化があった時に、柔軟に対応したいと考えるのであれば、「間取りの自由度」は大事な要素になります。

 

4、耐震性・耐火性

これは、デメリットじゃない? と思った方もいらっしゃるでしょう。

しかし、それはひと昔前の話です。地震により建物が倒壊しているのをニュースで見たことがあると思います。あれは、ほとんどが1981年よりも古い基準で建築された住宅となっています。(旧耐震基準)

現在の、耐震性・耐火性の基準はかなり進化しています。

まず耐震性についてですが、現在の耐震基準は以下のようになっています。

●耐震等級1=震度7でも倒壊しない。(建築基準法相当)

●耐震等級2=等級1の1.25倍の地震にも耐えられる。(学校や病院の基準です)

●耐震等級3=等級1の1.5倍の地震にも耐えられる。(警察署や消防署など)

上記の耐震等級は、全ての工法に共通の基準です。木造でも、鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート)と同等以上の耐震等級を取得している住宅はたくさんあります。『木造=地震に弱い』というイメージは過去のものと言えます。

工務店や、ハウスメーカーはお客様へ安心感を持ってもらえるように、耐震性には力を入れています。耐震等級や独自の基準を設けて対応していますので、家づくりの際にはしっかり確認してください。見落とさずに確認をしておけば、きっと地震に怯えなくてよくなります。

 

次に耐火性能です。

まず耐火性能の定義についてですが、耐火性能とは、「建物が火事になった時に、どれだけ持ちこたえられるか?」を基準に決められています。耐火性能の低い建物は、15分くらいで燃えて崩れてしまう。逆に耐火性能の高い建物は、60分は崩れない。というようなイメージです。

こちらも、ひと昔前に比ベれば進化しています。

最近の木造住宅の外壁には、「陶器製の素材(サイディングボード)」を使用したり、壁の間に「石膏ボード」という板を入れるなど、燃えにくい素材を使用することで、耐火性能を高めています。

会社によって、使っている素材は違ったりしますが、耐火性能も各メーカーで力を入れており、技術は進化しています。お世話になる工務店の担当者には、「燃えにくさ」や「耐火性能」について確認することを勧めします。

ちなみに、燃えにくい素材選びも大切ですが、あくまで、「燃えづらくなる」だけで火事にならない事を保証するものではありません。耐火性能も確かに重要な要素ですが、「火事の原因を作らない生活」を心がけるのが一番の対処法かもしれません。

 

5、癒し効果

「木」のもたらす効用については、「森林総合研究所の研究」により科学的に実証されています。

・ストレス抑制

・疲労回復

・リラックス効果・・等

(他にもありますが、割愛いたします。)

家づくりの木材には、「杉」や「檜(ひのき)」が使われます。素材自体の放つ匂いにより、リラックス効果を得ることができます。実際に、「木造校舎に通う学生」と「コンクリート造の校舎に通う学生」で検証すると、木造校舎の学生の方が3倍の集中力を発揮していたそうです。また、フローリング(床材)の素材を天然木にすると、ダニやシロアリへの防虫対策としての効果も見込めます。

 

まとめ。

木造住宅の主なメリットは、

1、建築費用が安い。

2、調湿性と断熱性が良い。

3、間取りを自由に設定し、リフォーム時の自由度も高い。

4、耐震性・耐火性能が上がってきている。

5、癒し効果

になります。

こうして見ると日本で、木造住宅が多い理由も納得がいきます。この内容だけでも、工法を木造に決める根拠としては十分だと思いますが、やはりデメリットについても、しっかりと把握しておくべきだと思います。

世の中には予期せぬのトラブルもありますが、知っていれば回避できるトラブルもあります。木造住宅に住むデメリットを知っておくことは、長いマイホーム生活において、とても重要なことになります。なぜなら、知らずにいると、家が出している「SOS」に気付くことができず、修復不能状態に陥る可能性もあるからです。

次の記事では、木造住宅のデメリットについてお話させて頂きます。

 

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